生け垣について考える

浜松の造園屋ふなこし

2010年11月16日 12:04

家の周囲を囲っている垣根。

色々なものがありますけれども
大きく分けると下の2つに分類されます。

植物とそうでないもの。

もちろん、細かい種類や大きさなど多種多様なのは
分かっていますが、製作とメンテナンスを考えると
この2つのどちらにするか、という所から考えるのが
ベストなのです。

植物。
生け垣と言われるものですね。
ここ浜松では、「ホソバ」と呼ばれるマキの木が昔から生け垣に
使われてきました。

最近では色々な種類も使われていますが、
全ての生け垣に共通するのは
【作った後、定期的なメンテナンスが必要】という部分です。

これが結構、侮れません。

伸びたら刈り、伸びたら刈りの繰り返し。
水をやり忘れて弱ったり、病気や害虫で枯れてしまったり。
毎年、コンスタントに時間(もしくはお金)を投入しなければいけません。


なにこれ?やる意味あるの?
そう思われるかもしれませんが、生け垣にするメリットはあります。

緑視率 (りょくしりつ) です。

耳慣れない言葉ですよね。
緑視率とは、今この目に見えている景色を画像として見た時
植物の占める割合とはどの程度の比率かを表した数値です。

この割合が少なすぎると人はストレスを感じ
また多すぎてもストレスを感じます。

わがままですね(笑)

これには仮説があって、人は昔サルだったので
その時に生活していた適度に見渡せる視界と
すぐに逃げ込める緑が程良くあると安心するのだそうです。

適度な植物はリラックスした生活には欠かせないものだという
研究結果も出ています。


草は取りたくない、庭木もいらない。
とにかくメンテいらずの楽な生活を送りたい。
庭を【使う】という観点から見ている方はそう思われるかもしれません。

※【見る】【見せる】【使う】という庭の分類方法について
※詳細は コチラの記事 をご参照ください。

しかし、時間を有意義に使おうとメンテナンスが必要な植物を
ほとんど無くしてしまうと・・・・・

緑視率の低下によって自宅にいるのにストレスが溜まり
折角確保した時間を夫婦ゲンカや親子ゲンカに使う事になる

・・・・・かもしれません(笑)


庭木やグランドカバーを極端に減らした庭を作りたい方は
生け垣を導入する事をお勧めします。

メンテナンスも、草取りのような神経をすり減らす仕事ではないですし
真っ直ぐ刈り込む作業ですので、枝を透かしたりする高度な技術も要りません。

まあ手に負えなくなったら舩越造園に電話すれば良い訳ですし(笑)


リラックスできる生活空間の実現のために
生け垣、是非考えてみて下さい。

「なにをどうしたらいいか、わからない」
そんな場合は無料にてご相談に乗らせて頂きますよ。

素晴らしい庭を手に入れられる事を願っています!!!






 


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