庭木に水をやる3つのコツ

浜松の造園屋ふなこし

2011年08月12日 17:25

暑いですね~~~!

今年の夏は冷夏か?なんて心配しましたが
結局猛暑日を連日記録しています。

こんな時に気になるのが庭木。
特に水やりは「どうしたらいいのか?」
気になるところですよね。

今回は、一部リクエストもあります声にお応えし
庭木に水をやる3つのポイントをお話したいと思います。

1.枝張りの真下付近がポイント!

植物の根っこでも、養分&水分を吸収できる根っこは
実は広がった根っこの先端部分にほとんどあります。
ですから水をやるのも、肥料をすき込むのも、
枝張りの先端付近に与えてやると吸収が良いとされています。

2.時間をかけてたっぷりがポイント!

毎日水をやっているのに、ちょっと数日旅行へいったら
見事に枯れてしまった・・・そんな経験はありますでしょうか?

短時間の水やりは、土の奥深くに水が届かず
浅いところに新しい根ができてしまいます。

当然ながら、土は表面から乾燥していくので
照りに弱い木が出来上がります。

3.3日に1回やるのがポイント!

毎日水をやると、結局土の表面に水が存在している
事実は変わらないので、2と同じ運命を辿ってしまいます。

土の奥深くの水を吸わないとヤバイ!
もっと深く根を伸ばさないと!

木にそう思わせる事です。


以上を図にするとこんな感じ。



↑がダメな例。

幹の根元に毎日少しづつ水をやると
最悪の結末が待っています・・・

手前でチョコチョコ水を貰った方が楽ですから
根元の狭いエリアに新たに根を作り
折角大きく広げた根は枯らしてしまいます。

これではいけません。


で、↓こんな感じが理想。



伸ばした根っこを更に援護するように
広ーく、深ーく伸ばしていくイメージです。


ま、といっても、なかなかこう上手く行かないのが世の常。
教科書どおりに行かなくても、根っこをイメージして水をあげる事が
本当に一番大切な事です。

愛情。
4つ目のコツは、これかもしれませんね!

□□□□□□

庭木の手入れ / 庭造り・改修 / 外構エクステリア などのお問合せは

こちらの舩越造園ホームページまで →  浜松で造園一筋50年!

関連記事