アドリブの使い方

浜松の造園屋ふなこし

2013年10月26日 10:53

実は昨日まで3日間お休みを頂きまして

長崎県を観光して参りました。

イヤ、進行中の仕事が無い訳ではなかったのですが

正直、進行中の仕事が無くなる訳がなく

※無くなったら困ります・・・

庭のデザインを進めるにも会社のデザインを描くにも

どうにもこうにも、自分の中のストックが枯渇して

これはマズイぞ、という事態を招いていたものですから

致し方なく、と。


ハイ、言い訳終わり(笑)


で、庭屋らしく長崎の穴場をご紹介しようと思います。

場所は 聖福寺 といいます。

長崎市玉園町というところにある黄檗宗のお寺さんです。

http://goo.gl/maps/XkbU1

庭屋的みどころは ↓↓ ここです。



どうですか、このデザイン性。

廃寺になった分寺の廃材を使って造った壁との事なのですが

この見事な躍動感とバランス感覚は素晴らしいですよねー!


「廃材を上手く使って下さい。」

とは、お客様からよく言われる御要望ですが

これが実に難しい。

施工が、というのはまあ勿論なのですが

そこはそれ、プロですからキチッと使わせてもらいます。

問題は それを事前にお伝えしにくい ということです。

アドリブはアドリブなのであって計画したらアドリブではなく

この聖福寺の壁のようなデザイン性を発揮するには

現場で造っているその瞬間のインスピレーションというか

そういうピーンというものが大切なんですね。

「わかりました、ではココはどう仕上げるか私どもにお任せ下さい。
金額は・・・まあ人件費だけなんでそんなに掛かりませんから」

この言葉で我々に任せて頂けるならOK。

しかし実際はどういう風になるのか?幾ら掛かるのか?

気になるものですから難しい事案になります。

インスピレーションが降りてくる瞬間を精密に見積書にするのは

無理な話で、唯一、予算に余裕を持たせている時のみ

「順調に進んでいるから予算に余裕があるな。
よし、ここをこうしたらもっと良くなるぞ!」

というマインドの下、アドリブに取り組めるかもしれません。

しかし出来上がったものも好き嫌い。

究極の話

・・・・・完全にお任せ頂く

・・・・・完全に自分で行う

このどちらかによってのみ

成立する事案なのかもしれません。




 


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