お寺のお堂に
お寺のお堂に並び方に決まりはあるの?
お寺は俗世間を離れて
心を静かにする場所となっています。
お堂の並び方も工夫されています。
伽藍配置を確かめてみましょう。
古いお寺は周囲を方形に囲み
門の内側はきちんと
左右対称のお堂が配置されていました。
経典に
「仏の国は平で、宝宝で飾られた美しい建物がきちんと並んでいる」
と説かれています。
それを実際に表わすためでした。
平安時代に国風文化が発展すると
お寺も日本の自然の風景とよく似合うように
地形に合わせて建てられるようになりました。
・左右対称のお寺
飛鳥・奈良の古い時代、お寺は平地を区画し
建物は左右対称に建てられました。
また禅宗寺院では
主な建物が左右対称に配置されることが多く
富山県高岡市の禅宗・瑞龍寺があります。
・自然の地形に合わせ建てられたお寺
比叡山や高野山など、平安時代、
山地に建てられるようになった大寺院は
峰や谷など自然の地形に合わせて建物を造るようになり
特に門がないことが特徴です。
※この記事は舩越造園が毎月発行しているニュースレターの
※8月号に掲載されたものです
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