作庭記67

浜松の造園屋ふなこし

2006年05月23日 17:39

□石組みの基礎と風情□



石を据えている作業中は、今までの経験や教えに従い、「これは良い」「イヤ悪い」などと論じたりしない事。



大和絵の大家である延円(阿闍梨)は、造園の基礎をしっかりと守っており、しかも風情を表現している。



これらに倣って造園の基礎をシッカリと守っても、風情を表現しなければ、表面だけを見ているばかりで、肝心の禁忌をわきまえずに、平気で犯してしまう事になる。


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