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2006年01月14日

作庭記06

□島の造り方□



池の中に島を置く場合、池の土を取り除きながら島の部分だけ残していくのだが、キッチリと島の形に土を掘ってしまうと、輪郭を造るために石を積む時逆に埋め戻さなければならない部分ができてしまう。



これでは水を張った後で、埋め戻した土がふやけて軟弱になり、積んだ石が持たなくなってしまう。



始めから掘り足らない位にしておき、石を積みながら余分な土を取っていくと、充分に締まった土が多く残り、結果石積みの強度にも繋がる。





□水を流す方向□



池の排水などの流水は、南西方向に流すと良い。



風水でいう、青竜から白虎へという事である。



排水口部分になる石は釣殿の一番下から12~15cmほど下に来るように仕上げると良い。



もし、それ以上の高さになるようならば、池の水が流れ出るように注意して据える事。



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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 17:49│Comments(0)最古の造園マニュアル
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浜松の造園屋ふなこし
浜松の造園屋ふなこし
創業50年、浜松で自然素材を使った庭造りを得意としている、舩越造園といいます。 実績は、三方原墓園の大規模庭園から家庭のちょっとした坪庭まで、浜松市内に200以上。庭園や企業緑地管理は重要文化財指定の寺院や一部上場企業まで多数。 最近では、60万円~150万円くらいの造園が多いです。
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