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2006年01月19日

作庭記08

□枯山水の概要□



池もなく流水もない場所、または池や流水を造る事が出来ない場所に石を据える事を、枯山水と名付ける。



概要は、盛り土や切り土により造り出した景観を基に、石を据えていく造園手法である。



山里のような雰囲気を出そうと思ったら、家屋のすぐ近くに高く土を盛って山を造り、その山の裾に石を据えると良い。



家を建てるために山の片側を削って土を取ったが、大きな石が埋まっていて取り除く事が出来ないので、建築にも上手く利用した。という演出が望ましい。



石を据える場所は、その他にも盛り土の先、樹木の下、束柱の根元など、何らかの【物】に連動するような所であるが、石を据えた後に樹木を植栽をする事やイベントに用いる席を設ける事もあるので、あらかじめそれらも予定して石を据えなければならない。



(作庭記中では、石を据える事を石を立てると言うが)枯山水では石を立てる事は少なく、多くは伏せて使う。



しかし、石ぶせなどと言わない事。



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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 18:37│Comments(0)最古の造園マニュアル
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浜松の造園屋ふなこし
創業50年、浜松で自然素材を使った庭造りを得意としている、舩越造園といいます。 実績は、三方原墓園の大規模庭園から家庭のちょっとした坪庭まで、浜松市内に200以上。庭園や企業緑地管理は重要文化財指定の寺院や一部上場企業まで多数。 最近では、60万円~150万円くらいの造園が多いです。
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