住職が天皇?
平安時代に大きく発展した都のお寺とは?
京都の街中に建てられた雅なお寺たち
平安時代に都が移されてからおよそ百年
再び仏教と政治(朝廷)が接近しました。
そしてそのとき、都の東西に仁和寺(888年)と
醍醐寺(907年)いう新しいお寺が建立され
後に大きな発展を遂げたのです。
それは「門跡」とよばれる特殊な性格をもった寺院であったからです。
門跡寺院とは、天皇や皇族出身者が出家し、住職を務めるお寺のこと。
とりわけ仁和寺は、時の宇多天皇が出家し寛平法皇となり
小さな僧坊を開いたこどが、お寺のはじまりといわれています
(法皇が住む部屋ということで、御室とよばれた)。
後に天王家ゆかりの人びとが仁和寺に入るたびに
僧坊(御室)が新たに作られるので、次第にお寺の境内も広がっていき
巨大伽藍を備える寺院に発展していきました。
*醐醍寺の五重塔京都最古の塔。
醐醍天皇の皇后が発願して951年に建立された
天皇家ゆかりの醐醍寺の五重塔高さは約38m*
仁和寺の金堂天皇の宮殿がそのままお寺に!
二王門からまっすぐに伸びた参道を歩いていくと
正面に見えてくるのが仁和寺の本堂でもある金堂です。
※この記事は当社のお得意様に発行している
※ニュースレター4月号に掲載されたものです。
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