ほうきの話

浜松の造園屋ふなこし

2014年09月25日 13:13

プラムやヤマモモの実が食べごろになり
甘酸っぱい酸味を楽しみながらよく食べています。

公園や歩道では、キンシバイやビヨウヤナギの
黄色い花がよく目立ちます。

キンシバイとビヨウヤナギの花は
見ためがよく似ていますが
ビヨウヤナギは、雄しべが長く多数あり
キンシバイはウメの花の形に似た花をつけます。

庭掃除では、竹ぼうきや短い手ぼうきを使います。

手ぼうきは、穂先が傷んで使えなくなった
竹ぼうきをバラして作ります。

作り方は色々あると思いますが、芯の棒に竹の枝を束ね
番線などで結束しては枝を差し込む作業の繰り返しです。

差し込む際に節の位置をそろえるときれいに出来ますが
なかなか手間がかかります。

庭仕事で使うほうきも平安時代になると
掃き掃除の道具として使用されたことが
記録に残っているそうです。

室町時代には更に箒売りという職業があったようです。

「ほうき」の由来については「ははき」の音が変化して
「ほうき」となったと考えるのが一般的なようです。

「ははき」とは、古くは鳥の羽を用いたところから
「羽掃き」の意とされます。

昔の中国では、棒の先端に細かい枝葉などを束ねて
取り付けたものを「帚(そう)」といったそうです。

この字に竹を冠したものが「箒(ほうき)」です。

「帚(そう)」を「手」にとって
廟の中を祓い清めることを「掃」といい
「掃除」の語源となります。



※この記事は舩越造園が毎月発行しているニュースレターの
※7月号に掲載されたものです




 


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