いろんなやつら
猛暑は立秋を過ぎてもなお居座るつもりの様で
秋の気圧配置へはまだまだの感じで
皆様方もうんざりと、言ったところでしょうが
今しばらくの我慢で、畑の水やりも大変ですが
ひと雨が欲しいところです。
さて今年は新美南吉氏の生誕百年という事で
南吉と言えば、「ごんぎつね」。今回は『狐』について。
ごんぎつねに登場する狐はいたずら者で
最後は鉄砲で撃ち殺されてしまいますが
撃った兵十が、栗や松茸などを届けていたのはおまえだったかと
問いかけに、ごんはうなずいたと、本では書いてありますが
草案では、ごんはうれしくおもいました。とあり
こちらの表現が小生は好きですが、皆さんはどうでしょう?
他の作品で「手袋を買いに」にも、きつねが登場し
母きつねが、子ぎつねの片手を人間の手に化けさせる件があり
狐は、妖術めいた事が出来ると昔から言い伝われていますが
異常な行動をすると、狐憑きであるとか、とかく悪いイメージがあります。
小生が育った山村でも、狐にまつわる話が当然のようにあり
親父から、あそこからあのあたりへ
夜に道など無いところを狐火が移動していく話を聞かされ
場所を頭の中でなぞると
到底人間が歩けるはずの無い所を明りが移動していく様は
怖くもあり、いっぺん見てみたいと思ったものでした。
極め付けは、ある民家の入口にある祠は、狐がまつってあり
その昔、そこのお婆さんが狐憑きになり
体重が7~80kgもあろうかというのに、障子の桟をかけ上がり
天井の桟にぶらさがったと言うのです。
まるで忍者なみの所業ですが
人間には出来ようもない行動に生き神様に見て貰ったところ
屋敷の竹藪に、狐の頭が二つ埋めてあり
それが良くないと言う事でまつって
お祓いをしたところ治ったという話に
怖くてその家の祠には、近づかなかったものでした。
皆様の周辺にも狐にまつわる話があるのでは?。
※この記事は当社のお得意様に発行している
※ニュースレター8月号に掲載されたものです。
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