香りのよい花木の話
サンシュユやレンギョウの黄色い花が咲き始め
春を感じる季節になってきました。
香りのよい木も今時期からだんだんと増えてきます。
マンサクやシキミ、スイセンなど
会社の畑でもあちこちから良い香りがしてきます。
自宅のジンチョウゲも甘い香りを匂わせています。
ジンチョウゲは、香りが沈香(じんこう)の香りに似ており
葉の形が丁子(ちょうじ)という植物に似ていることから
沈丁花になったそうです。
白い大きな花が目立つハクモクレンも
良い香りのする木です。
紅紫色の花をつけるのはシモクレン
花の外側が紅紫色で内側が白いモクレンを
サラサモクレンと呼んでいます。
モクレンの仲間のコブシは
材の切り口からよい香りがします。
そのため、上等な茶室の材料に使われるそうです。
モクレンもコブシも高木になるので
一般の庭ではなかなか植えにくいと思いますが
シデコブシなら2~3メートルにしかならないので
おすすめです。
コブシに似た花が咲く木でタムシバがあります。
コブシより少し遅れて開花します。
またタムシバの花の下には葉がつかないことが
コブシとの見分け方です。
タムシバは香りも良いのでニオイコブシの別名もあります。
初夏に咲くクチナシも香りのよい花木です。
中国では、ウメ、ラン、ユリ、ジャスミン、モクセイ
スイセン、にクチナシを名香花として七香と呼ぶそうです。
※この記事は舩越造園が毎月発行しているニュースレターの
※4月号に掲載されたものです
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