呼吸
普段呼吸を意識して生活してる人はあまりいないと思いますが
呼吸を意識するだけで精神の安定や気分転換
そして自分と向き合える時間がとれます。
【調 息】
息をゆっくり吐いたり吸ったりして調え
心を静めることを調息といいます。
まず、口を結んで腹式呼吸をします。
鼻から息を吐きます。
体の中の空気を全部吐き出すつもりで息を出します。
そのとき、心の中にあるいろいろな思い
も吐き出すよう想念します。
できるだけ長く、もう限界というところまで吐き出します。
そして同じく鼻でゆっくり息を吸います。
腹の中にまで空気が入るのがわかると思います。
次に、丹田(たんでん)を意識するようにします。
丹田とは座禅のキーワードで
臍下丹田(さいかたんでん)といって
臍(へそ)の下三センチぐらいのところをさします。
ここに気持ちを集中させて、胸や腹の空気を出します。
全部出し切ったら丹田に入れていた力を抜いて息を吸います。
これを何回か繰り返します。
慣れてくると、呼吸の回数が一分間に五・六回ぐらいになります。
ゆっくり呼吸することで
新鮮な空気が体のすみずみにまで届き
心を落ち着けることができます。
呼吸を調えるということはとても大事なことなのです。
【数息観】(すそくかんく )
丹田での深い呼吸ができるようになったら
自分の呼吸を数える数息観という方法を行います。
息を吐き出すとき「ひとー」、吸うとき「つー」と心の中で数えます。
次に、また息を吐きながら「ふたー」、吸うとき「つー」と数えます。
このようにして、十まで数えます。
十(とお)までいったら、また「ひとー」「つ-」に戻ります。
数えることだけに意識を集中してください。
そのうち、その意識すらも消えるようになるでしょう。
これが数息観です。
呼吸と自分がひとつになると、心も体も空っぽになり
物事を素直に、ありのままに観ることができるようになります。
たまには空っぽになり何も考えずに
過ごしてみるのもいいと思いました。
※この記事は舩越造園が毎月発行しているニュースレターの
※4月号に掲載されたものです
・・・ 会社概要、職人のご紹介など。
・・・ お問い合わせから施工完了までの流れ
・・・ 作成した図面・パースをご紹介
・・・ お客様のご意見・ご感想をご紹介
・・・ お問い合わせの多いご質問とその回答
・・・ お問合せ、ご相談、各種お申し込み
関連記事