日々是精進
寒かった冬も過ぎて、仕事をしていると
汗が出るほど暖かくなりました。
植木の枝も伸び始めて
いろんな虫も見たりします。
最近では、消毒の作業もあります。
人が消毒をしなくても
あまり虫に食べられない植木もあります。
なぜ人が消毒をしなくても平気なのか
調べてみました。
きは、虫のいやがる物質をだして
虫に抵抗すことができます。
木に活力があれば害虫に攻撃されても
それだけで木が枯れることはありません。
虫に食べられた葉をよく見ると
食べられた部分と健全な部分の境の組織が
黒褐色なっています。
虫は生きた新鮮な葉をたべようとしますが
葉を食べられた樹木は
それ以上食べられないように抵抗しています。
まず、虫のいやがる物質を出して
葉を全体的にまずくします。
次に、食べられた部分の周囲の組織
にコルク形成層がつくられて
細胞がコルク化してしまいます。
虫はそれ以上食べることができなくなって
よその葉へ行ってしまいます。
樹木が発する芳香、ヤニ、渋味、苦味
毒物、臭気などはいずれも病気や害虫に対する
防御のためにあり、自分たちを食べても
うまくないようにしているのです。
樹木は、虫が大発生して被害が大きいと
その情報を近くの木にも伝えます。
その情報伝達はエチレンや
メチルサリチル酸などの物質で行われます。
その情報を受けた木は葉をまずくします。
虫はその場所でそれ以上葉を食べることが
できなくなって、遠くへ行ってしまいます。
植木も、ほかの木と情報を取り合って
害虫から身を守っていることがわかりました。
※この記事は舩越造園が毎月発行しているニュースレターの
※5月号に掲載されたものです
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