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2006年06月28日

造園に関する質問08

前回に引き続き、Mさんの質問にお答えします。



Q:庭の雑草をどうにかしたいのですが。土を掘り返して根を抜いて除草剤をまいても生えてきてしまいます。表土の上にチップ材を厚めに敷いてみようと思いますが,効果はありますか?また何か良い方法があったら教えて下さい。



A:今回は、チップ材についてです。



チップ材を敷く事(マルチングと言います)自体は悪くないと思います。



思います。 と言ったのは、デメリットも多いからです。



メリットについては



  1. 草が生えにくい(生えない訳ではない)


  2. 生えた草を抜き取りやすい(フカフカのチップに根を張るから)


が挙げられますが、経年変化により以下のデメリットが挙げられます。



  1. 燃えやすくなる


  2. 分解され、草の生えやすい土壌に変化する


  3. ホコリが立ちやすくなる


以上の事を踏まえ、美観より効果を優先し、より効果を高めるなら



  • 粉砕の荒いチップ


  • 葉ではなく幹が主原料


のものを選択なさるのが良いかと思います。



厚く敷く事自体に、あまり意味は無いように思われますので、販売元の示す厚さで施工されるのがよろしいかと思います。



雑草を減らすには、地面を固める、もしくは土部分を減らす(極端に言えば無くす)のが一番効果的です。



コチラ で土部分を減らす方法を記述しております。



是非、お役立て下さい。



-----



※具体的な造園に関する質問は コチラ から
※匿名での質問は コチラ にて受け付けております。(07/3/7削除)



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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 18:48│Comments(0)よく分かる?解説
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プロフィール
浜松の造園屋ふなこし
浜松の造園屋ふなこし
創業50年、浜松で自然素材を使った庭造りを得意としている、舩越造園といいます。 実績は、三方原墓園の大規模庭園から家庭のちょっとした坪庭まで、浜松市内に200以上。庭園や企業緑地管理は重要文化財指定の寺院や一部上場企業まで多数。 最近では、60万円~150万円くらいの造園が多いです。
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