円卓の職人
浜松花と緑の祭り2012
10月20日、21日開催
【アクト通りガーデニングショー】に出展登録した
舩越造園メンバーの悪戦苦闘!?の物語
何となく庭を造りたいのか?
そこに生き様というか生きていくポリシーがあるのか?
それは上から一方的に押しつけるものではなくて
自身の中から湧き上がってくるものであり
内からの衝動が湧き上がるには強制せず
一度は混沌の中に、メンバーの全てがハマる必要がある。
「で、このコンテストを通じて何がしたいのか?一度ジックリ話をしようか」
定例食事会は月イチが通例だったが、この状態ではいけない。
事務所でホカ弁ではなく、場所を変え、希望者は飲酒OKとし、「やってみたい」と言ったその真意の深い部分を感じ取ってみたいと思った。
ま、ブッチャケ円卓ではないのだけれど(笑)
円卓の精神を自戒として心に留め、みんなの色々な言葉を聞く事に徹しようと思った。
コンテストに庭を出す意味から話して欲しい。
そう訴えかけたが、内容は技術論に終始した。
「何を話しているんだ、ガラパゴス携帯の例を出すまでもなく、こんな話は今の場面では、全く意味が無いんだ」
喉まで出かかった言葉を飲み込み、聞く事に専念する。
決める事への恐怖、仲間への思い、仕事への不満。
様々な感情が漠然とした意志という霧の中に見え隠れする話し合いになった。
まだ、本音がストレートに出ていない。
だが、多くのものが表面に浮かび出てきた感じだ。
あと少し。
そんな手応えも感じつつ、いよいよ実際の製作に取り掛かって行く時が近づいてきた・・・
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