読破本の紹介03

浜松の造園屋ふなこし

2006年02月21日 19:32

造園業の仕事では、個人のお宅にお邪魔して庭木を手入れする仕事を頂く事がありますが、普通何年か修行を積むと、木にハサミを入れる前に、そこに居る人全ての力量が大体分かるようになります。



なぜ?と思われるかもしれませんが、答えはこうです。



  1. 朝、お施主さんにご挨拶している人がリーダーです。


  2. 何も言われなくても、厄介そうな木に向う人がその次で、リーダーを補佐しています。


  3. 「あの木を頼む」と言われて適切な位置に脚立を立て、作業に入るのがその次。


  4. 「あの木を頼む」と言われてからも脚立を立てる位置から指示を受けるのがその次。


3と4の人は、個人の技術の問題です。
自分一人の努力でどれだけでも伸ばす事が出来ます。



では、1と2の人はどうでしょうか?
2の人は、リーダーという自分以外の人を意識していますし、同時に現場のボトルネックがどこなのかも理解しています。
1の人は、2と3と4の人と現場理解に加え、お施主さんという日頃の接点が極めて薄い第3者をも意識しています。



これは全ての事柄について同じなんだと今は思います。



なぜ、あの頃の私は徹夜で仕事+勉強をしても、ちっとも成果にならず鬱々としていたのか?
なぜ、今の私は あの頃の数倍の量と責任の仕事に携わっていても充実しているのか?



この本を読んで分かりました。



本のカバーに書かれている「仕事が出来ない人」の傾向は、本当にタメになる良い言葉なので引用したいのですが、法に触れるといけないので控えます。



是非、書店で確認して大きな納得と共に購入される事をオススメします。



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そうなると、このアフィリエイトからは購入して頂けないという事カ!(自爆)


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