全く違う二人の明暗

浜松の造園屋ふなこし

2007年02月02日 18:07

白と黒、陰と陽、正と負、世の中には1つの普遍に対して、相反する2つの考え方が存在し、全ての人達がその間にグラデーションのように存在しています。

そう、○×クイズのようにたった2つの考え方に別れはしないのです。

何を言っているのでしょうか。。。


ローマ史に残る2人の英雄、カエサルとポンペイウスは、そんな2つの考え方の両極端に鎮座する人達では、決して無かったと愚考します。

若いチカラと老練なチカラ。

定石と奇襲。

貴族層と平民層。

2人の求心力が人並みはずれて強かったが故に、相反する考え方が衝突したカエサルとポンペイウスの、覇権を賭けた戦いは、たったひとつの相反するものによって、その明と暗を分けました。

自ら臨んだ者 と 周りから押された者

この違いがカエサルの逆転を生み、ポンペイウスを敗北へ押しやった。

そんな気がしてなりません。


周りの状況を知る事は大切だけど、本当に大切なのは「オレが何をしたいか」なのではないでしょうか

この会社で何がしたくて、それは皆の何に役立つのか。

常に考えながら精進していきます。


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ローマ人の物語〈11〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(上) (新潮文庫)

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