男の磨き方

浜松の造園屋ふなこし

2007年05月08日 20:00

これが正しいとか、そういう恥ずかしい事を言っている訳じゃない。

十人十色、人それぞれだが、私が思うに、こうするといいんじゃないかな?

作者は控えめに前置きしてから語り始めます。


あなたは、カッコイイ寿司の食い方をご存知だろうか?

粋でイナセな天ぷらの食い方を、

刺身の、蕎麦の、すき焼きの食い方をご存知だろうか?


「剣客商売」シリーズで有名な小説家、池波正太郎さんが書かれた(というかインタビューをまとめたもの)、生活に密着した様々な事柄に対する所感(エッセイ?)です。


上には食い物の事ばかり書いていますが、実際は着物やネクタイなどの衣類や結婚観、はては死生観まで多岐に渡ってそのウンチクを披露しています。


コレは昭和50年頃の話なので古いです。

古いのですが、今でも通用するであろうその所作から滲み出る【本物感】というのは、身につけておいて損は無いでしょう。


男の作法。

これであなたも、どこへ出ても恥ずかしくない!!

なんつって。


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男の作法 (新潮文庫)

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