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2014年04月27日
犀の角の如く独り歩め
先日読んだ本なのですが
『科学するブッダ犀の角たち』という本があります。
※こちらから書籍情報へ行けます
一見、仏教についての本のようですが
(いや実際、仏教について最後の章で触れているのですが・・・)
本の大半のページを割いて伝えているのは
神秘の世界に隠れていた事象をひとつずつ、科学の名において
人間の理解の範ちゅうへの落とし込んでいく過程でして
「万有引力」から「相対性理論」へ進み
全ては解明されたかに思ったその瞬間
「量子論」によってその真実は人の手から滑り落ちてしまう。
その過程が分かりやすく書かれていて、なかなか楽しい本でした。
その中で印象に残ったのは
登場するニュートンやアインシュタインなどのキラ星のような人物たちが
必ずキリスト教会の猛反発に合っている点です。
物質はなぜ地面に落ちるのか?それは神の力。
そう片づけてしまえば簡単な事なのに
何を好き好んで科学的な解明を試みるのか?
結果、強大な組織を敵に回してしまうのに。
大半の人間が、自分の常識の範囲が
行動の範囲が考えの及ぶ範囲が世界の全てである
と思って生活しています。
こう断言されると
「いや、そんな大げさな。まさかそんな事は無い」
こんな風に反発したくなるのですが
実際日々の仕事や生活の中で自らの常識を疑い
新たな世界の可能性に触れる機会をどれほど作ったのか?
私は自らに問い掛けてみました。
二十代の頃に比べて、圧倒的に少なくなっていました。
これではいけません。
自分が今まで行ってきた仕事に
キチンと成果が付いてきているという自信はありますが
それは常に「今の世界では」という条件付きなのです。
平成二十七年度、浜松の造園業情勢は
ガラリと変わる可能性がありますし
住環境への価値観の変化も起こるかもしれません。
その変化に対応できるだけの余白が必要です。
幸い、舩越造園には多くの人が
それぞれの思いで日々の仕事をしています。
私は彼らの行動や思考にヒントを得なければいけませんし
彼らにもまた自分とは違う価値観を受け入れなければいけない
という事を考えてもらわなければいけません。
そうする事によって、多人数×多人数で
多くの意見や考え方が発見できるのではないかと思うのです。
先ほどの本の副題は『犀の角たち』でした。
犀の角は仏教の経典に出てきます。
「犀の角の如く独り歩め」という言葉は
誰の意見も聞くなという事ではなく、話し合いによって
新しい価値感や今までと違う世界観へアクセスする為には
独自の意見を持つ者同士が
確固たる信念と持って話し合う事なのかな?
と感じています。

※この記事は舩越造園が毎月発行しているニュースレターの
※4月号に掲載されたものです
『科学するブッダ犀の角たち』という本があります。
※こちらから書籍情報へ行けます
一見、仏教についての本のようですが
(いや実際、仏教について最後の章で触れているのですが・・・)
本の大半のページを割いて伝えているのは
神秘の世界に隠れていた事象をひとつずつ、科学の名において
人間の理解の範ちゅうへの落とし込んでいく過程でして
「万有引力」から「相対性理論」へ進み
全ては解明されたかに思ったその瞬間
「量子論」によってその真実は人の手から滑り落ちてしまう。
その過程が分かりやすく書かれていて、なかなか楽しい本でした。
その中で印象に残ったのは
登場するニュートンやアインシュタインなどのキラ星のような人物たちが
必ずキリスト教会の猛反発に合っている点です。
物質はなぜ地面に落ちるのか?それは神の力。
そう片づけてしまえば簡単な事なのに
何を好き好んで科学的な解明を試みるのか?
結果、強大な組織を敵に回してしまうのに。
大半の人間が、自分の常識の範囲が
行動の範囲が考えの及ぶ範囲が世界の全てである
と思って生活しています。
こう断言されると
「いや、そんな大げさな。まさかそんな事は無い」
こんな風に反発したくなるのですが
実際日々の仕事や生活の中で自らの常識を疑い
新たな世界の可能性に触れる機会をどれほど作ったのか?
私は自らに問い掛けてみました。
二十代の頃に比べて、圧倒的に少なくなっていました。
これではいけません。
自分が今まで行ってきた仕事に
キチンと成果が付いてきているという自信はありますが
それは常に「今の世界では」という条件付きなのです。
平成二十七年度、浜松の造園業情勢は
ガラリと変わる可能性がありますし
住環境への価値観の変化も起こるかもしれません。
その変化に対応できるだけの余白が必要です。
幸い、舩越造園には多くの人が
それぞれの思いで日々の仕事をしています。
私は彼らの行動や思考にヒントを得なければいけませんし
彼らにもまた自分とは違う価値観を受け入れなければいけない
という事を考えてもらわなければいけません。
そうする事によって、多人数×多人数で
多くの意見や考え方が発見できるのではないかと思うのです。
先ほどの本の副題は『犀の角たち』でした。
犀の角は仏教の経典に出てきます。
「犀の角の如く独り歩め」という言葉は
誰の意見も聞くなという事ではなく、話し合いによって
新しい価値感や今までと違う世界観へアクセスする為には
独自の意見を持つ者同士が
確固たる信念と持って話し合う事なのかな?
と感じています。

※この記事は舩越造園が毎月発行しているニュースレターの
※4月号に掲載されたものです
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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 15:33│Comments(0)
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