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2014年07月17日

日々是精進

3月になって、温かくなり、
サクラやモクレンなどが咲き始めました。

通勤の途中に、大きなモクレンがあります。
それを毎日そろそろ咲くかなぁと思ってみていると
休み明けの朝にそのモクレンが
きれいに咲いていました。もう春だと感じました。

通勤途中にカシワの木も植わっているのです、
そのカシワは、まだ枯葉を落とさせずにいます。
なぜカシワの木は葉を落とさないのか調べてみました。

カシワやクヌギが冬でも枯葉をつけているのは、
葉を落とすための離層がなかなか発達しないからです。

離層とは落葉前に葉柄と枝の境にできる特殊な組織です。
離層は大部分柔細胞からなり、
それまで養水分が通っていたシ幹や道管が
遮断されるので維管束は仮道管のみとなります。

落葉は加水分解酵素が働いて離層細胞壁、
あるいは細胞壁中層が分解されることによっておきます。

葉が落ちた離層にはコルク層ができて、
病原菌の侵入を防ぎます。

暖かい地方では冬でもそう寒くならないので、
冬でも葉がついたままの常緑樹が多いのですが
常緑樹も毎年葉を落とします。

カシワやクヌギでは離層がなかなか形成されず、
枯れた葉が冬の間もついたままになっていますが、
春、芽がふくらむ直前に離層が
完成して枯葉が落ちます。

カシワやクヌギは常緑樹のカシ類に近い種類なので、
常緑樹の性質がまだ残っていて
葉を落とすことが上手ではないのではないか
と考えられています。

落葉樹が葉を落とす仕組みが分かりました。

日々是精進

※この記事は舩越造園が毎月発行しているニュースレターの
※4月号に掲載されたものです


 
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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 08:42│Comments(0)中の人たち
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プロフィール
浜松の造園屋ふなこし
浜松の造園屋ふなこし
創業50年、浜松で自然素材を使った庭造りを得意としている、舩越造園といいます。 実績は、三方原墓園の大規模庭園から家庭のちょっとした坪庭まで、浜松市内に200以上。庭園や企業緑地管理は重要文化財指定の寺院や一部上場企業まで多数。 最近では、60万円~150万円くらいの造園が多いです。
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