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2006年01月12日

設計で心掛ける事2

庭つくりで一番大事な事といえば・・・・・?



そりゃどこから考えるかで色々あるんでしょうが、観念的・哲学的な事は置いといて、ここでは技術的な事で話を進めていきます。



絶対に水ハケです。間違いありません。



コンテストなんかで、ほんの何日か展示すればいいなら話は別ですが、普通庭を造ったら、そうホイホイと造り替えたりしないものですから、色々な事が起こります。



その庭で起こる色々な事の大部分において、水が関わっているからです。



水ハケの環境が整っていなくて、いつまで経ってもジメジメしていては、おちおち洗濯物も干せませんし、洗濯物に限らず水溜りがアチコチに出来てしまっては、導線(人の動き)に与える影響もバカになりません。



さらに深刻な事は、植木の育成に多大な影響を及ぼすということです。



排水が悪いと水分過多になり(この辺りは持論ですが)根の生育が悪くなります。



結果、何年経っても木に勢いが感じられず、みずみずしい深緑のハズの葉も何だか妙に色が薄かったり、病弱だったり害虫がお隣から寄ってきたりします。



植物の生命活動は、根本的に「根」で行っています。 有名な「光合成」に目が行きがちですが、実は水分・養分・呼吸するための酸素だって、根から取り入れているのです。



少なすぎもいけませんが、多すぎてもいけないのが水分なのです。



雨上がりの庭をよく見れば、何となく見えてこようかと思います。



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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 18:04│Comments(0)よく分かる?解説
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プロフィール
浜松の造園屋ふなこし
浜松の造園屋ふなこし
創業50年、浜松で自然素材を使った庭造りを得意としている、舩越造園といいます。 実績は、三方原墓園の大規模庭園から家庭のちょっとした坪庭まで、浜松市内に200以上。庭園や企業緑地管理は重要文化財指定の寺院や一部上場企業まで多数。 最近では、60万円~150万円くらいの造園が多いです。
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