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2006年01月25日
作庭記11
□島の種類1□
島の形は色々有り、
- 山島
- 野島
- 杜島
- 磯島
そして、
- 雲形
- 霞形
- 州浜形
さらに
- 片流
- 干潟
- 松皮 等がある。
山島
山島は、比較的大きな面積を持つ島で、池の中に高低が激しい山を築き、そこにクロマツを沢山植える。
また、手前側に白浜を造り、山際や汀に石を据える。
野島
野島は細長い形をした島で、カギ状(カミナリの抽象画状)に伸びており、所々に細く低く据えた石を配し、石と石とを連携させるように秋草などを植え、最後に苔で覆ってしまう。
この島も、手前側に白浜を造る。
杜島
杜島は、ひなびた雰囲気が特徴。
平らな島に樹木をまばらに植え、木の下枝を払って地面が見えるようにする。
木の根元には目立たない程度の大きさの石を据え、地面を覆うように芝を張り、砂浜のような雰囲気を出す為、島の輪郭線に砂を散らす。
磯島
磯島は荒々しい雰囲気を持つ島で、所々にメインとなる比較的大きな石を据え、それらを連携させるように、かつ波打ち際の絶壁を演出しながら他の石を据えていく。
この時、あまり細かく積まずに、荒々しく見せるのが良い。
メインの石の近くに樹高は高くないが、造り込んであるクロマツを植え、葉の色が濃い樹木を所々に植える。
Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 22:33│Comments(0)
│最古の造園マニュアル
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作庭記11 12 13 「島」→「形」→「その他」というようにスケール順に説明が
作庭記に思ふ09【大旨をこゝろふべき也。】at 2006年09月14日 10:27