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2006年02月03日

造園に関する質問02

dateさんから2つ、ご質問を頂きました。
ありがとうございます!



その内、今回はコチラを取り上げました。



Q:【自分で花壇を作るとすると、土は全て腐葉土に変えたほうが良いのですか?それとも、元の土と混ぜたほうが良いのですか?あと、注意することがあれば、教えて下さい!!】



A:【元の土と混ぜた方が良いです。】



腐葉土だけでは花苗は育ちません。
とりあえず根を張る植物のメカニズムは どれもほぼ一緒で、その大前提は【水はけ】と【水もち】です。



それらについては コチラ にて多少説明してありますので割愛するとして・・・



とりあえず、元の土を一度ほぐしてみて下さい。そして、石を取り除いて下さい。取り除く石の大きさは、大体で良いです。親指ぐらいの大きさなら残ってても構いません。



ほぐす深さは、30cm。 これでサツキ等、低い木の物も植えられます。



腐葉土と堆肥(牛糞系)を投入しましょう。量は広さにもよりますが、1m四方に10リットルづつくらいで良いです。



最後に化成肥料です。化成肥料は刺激が強いので少量、パラパラーっとまんべんなく撒くイメージで。



どの化成肥料が良いかは、袋を見ると分かります。
袋をよく見ると、大抵【8-8-8】のように3つの数字が書いてあります。



数字の意味は、最初の数字から【チッソ-リンサン-カリ】という肥料成分の比率で、



  • 【チッソ】は、葉の成長を助ます。


  • 【リンサン】は、花や実に効果があります。


  • 【カリ】は、根っこの生育に効果アリです。


花壇ですからリンサン値が高いものがオススメです。



さあ、いよいよ植え込みですが、チョット待って下さい。土と肥料とを馴染ませる期間が実は必要なんです。



約1週間、何を植えるか色々調べながら待っていて下さい。



これで花壇に使える土の出来上がりです。



花壇に限らず、植物の育成は奥が深いので、頑張って下さい!



もちろん、苗や肥料の詳しい説明は、当社の園芸店にてお聞き下さい(笑)



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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 18:36│Comments(0)よく分かる?解説
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プロフィール
浜松の造園屋ふなこし
浜松の造園屋ふなこし
創業50年、浜松で自然素材を使った庭造りを得意としている、舩越造園といいます。 実績は、三方原墓園の大規模庭園から家庭のちょっとした坪庭まで、浜松市内に200以上。庭園や企業緑地管理は重要文化財指定の寺院や一部上場企業まで多数。 最近では、60万円~150万円くらいの造園が多いです。
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