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2006年02月06日
造園に関する質問03
前回に引き続き、dateさんからの質問に答えます。
Q:芝生は、どのくらいたてば落ち着いてくるのですか?友人宅では、半年しないうちに駄目になってしまいました。何かコツや気をつける事などあれば、教えて下さい!!
A:根付けば落ち着きます。
現在、広く普及している芝生といえばコウライ芝ですので、とりあえずこれを前提とします。
冬、コウライ芝は枯れたように茶色い葉色ですが、これは簡単に言えば、眠っているからなのです。
ですから、いつどんな時期に張っても、春~秋にかけて根が活動し、土の中に根を張るまでは、落ち着いていないと言えます。
以上の事から、芝を張る適期は3月下旬以降、根が張る期間を加味して8月上旬辺りまでに行なうのが良いと思われます。(浜松周辺を前提としております)
次に芝生を張る土ですが、湿気が強すぎるとパッチ病などにかかる恐れがありますので、水ハケの良い土が良いでしょう。
と言っても、そう都合良く土壌改良できるモンではありません。
庭中の土をゴッソリ取り除いて芝生に適した土に変えるなんていうのは、セレブしかできませんので、あまりにもジメジメした庭でしたら、暗渠(あんきょ)排水を設ける事をオススメします。
芝生を張った後に目土をまきましょう。まいた土が芝生の葉と葉の間に入るように、板などで均すとより効果的です。
目土の後は、ギューギュー踏みながら歩いて回りましょう。活着が良くなります。
順調な生育を見せていれば、肥料は特に与えなくても良いですが、冬に粒状の化成肥料をまくと、春からの芽の出方が違います。
しかし、肥料のまき方にムラがあると、そのムラの通りに芽を出しますので注意して下さい。
最後に夏の水まきですが、あまり必要ないように思われます。
夕立も無い日が続いた時、夕方にザァーっと与えるくらいで良いです。
芝生について概要を述べましたが、いかがでしょうか?
草むしりや芝刈りなどの終わり無き作業には とかく尻込みしがちですが、青々とした芝生は、爽快な気分を与えてくれます。
是非、それらの作業もガーデニングの一環なのだと肝に銘じて、楽しむ位の気持ちで取り組んで下さい。
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※造園に関する質問は コチラ にて受け付けております。(07/3/7削除)