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2006年02月21日

作庭記26

□造園と国家経営□



ある人が、自然を模しながら石を据える事は、非常に奥が深いと言われた。



土を帝王とすれば水は臣下。



土が許せば水は流れ、土がふさげば水は留まる。



山が帝王、水が臣下、石は帝王を補佐する臣下という事になる。



これらが揃い、水は山の筋に従って流れるものなのだ。



ただし、山の強度が軟弱な場合、必ず水に崩される。



これは、反逆の意味を表している。



山の強度が弱いというのは、支える石が無い場面の事であり、帝王が弱いという事は、補佐するべき臣下がいないという事である。



であるから、山は石によって強くなり、帝王は補佐する臣下によって磐石となる。



こんな事から、自然を模した造園では必ず石を据えなければならないのだ。



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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 18:20│Comments(0)最古の造園マニュアル
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プロフィール
浜松の造園屋ふなこし
浜松の造園屋ふなこし
創業50年、浜松で自然素材を使った庭造りを得意としている、舩越造園といいます。 実績は、三方原墓園の大規模庭園から家庭のちょっとした坪庭まで、浜松市内に200以上。庭園や企業緑地管理は重要文化財指定の寺院や一部上場企業まで多数。 最近では、60万円~150万円くらいの造園が多いです。
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