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2006年03月18日
読破本の紹介05
たとえば、よく喋る人(Aさんと仮定)と初めて会う事になったとします。
その時、事前にAさんの事についてBさんに尋ねたら
「あの人は明るい人だよ」という返事をもらった時と、「アイツは軽薄な奴さ」という返事をもらった時とでは、実際にAさんに会った第一印象は かなり変わってくるでしょう。
コレ、実は あるCMの受け売りなんですが、こういった思い込みは日常のアチコチに潜んでいます。
造園の仕事も例外ではなく、というより数値では計りきれない感覚というゆらぎの幅が大きな部分が大半のウエートを占める仕事なので、打合せには随分心を砕いています。
しかしそれは、ただ単に御機嫌を取るために手練手管を駆使するという訳ではなく、誠実に これから造る庭の情報をお伝えするという1点に尽きます。
本書は、いくつかの有名な「事実」として世間で通っている物事に対して、実はそれは完全に科学的に解明されているわけではないという検証を行なうことによって、この世界がどれだけ不安定な足場の上に成り立っているかを伝えてくれます。
「この世界は、実はほんの数秒前から始まっており、誰かが作為的に私達の過去の記憶を作った偶像の世界である」
そんなマトリックスばりの説を否定する科学的根拠は無いのだそうです。
- 精密な見積書
- 人当たりの良い担当者
- キレイな図面
良い庭屋の条件として数々の情報が飛び交っていますが、どれも正解であり、どれも不正解の可能性を秘めています。
間違ってなかった!
そう言って頂ける庭を造り続けるために、これからも庭の知識、技術、誠実に伝える勇気、そしてほんの少しのお世辞(←コラ笑)をもって、この社会をウチの職人みんなと共に渡っていきたいと思います。
この木はここで、あと何年生きる?10年?50年?100年?
みんな!胸を張れ!
俺たちは歴史に「名もなき名を刻む」最高の仕事で飯を喰っているんだ!
チョット熱く語ってみる雨の3月でした。
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99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方