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2006年05月22日

読破本の紹介09

上の者が下の者を認めるという事がどれだけ難しいか、社会に出て組織というものに少なからず携わった事のある人ならば、良く判ると思います。

しかし、多くの固定観念に縛られているという点では、上も下も同じなのかもしれません。

・ 「若いモンには負けない」
・ 「そんなプランは成功した例がない」

・ 「年寄りに何が出来る」
・ 「古い考えだからダメなんだ」

どっちもどっちと言ってしまえば話は簡単ですが、今現在イニシアティブを握っている【上】が変わる事によって、多くの事が新しく動き始めるのもまた、偽らざる事実です。

ローマは民主制以降後、貴族層と市民層の対立により混乱を招き、近隣民族の襲撃を受けて屈辱的な扱いを受けます。

それに懲りたのかどうかは判りませんが、ローマの民主制度は、貴族という特権階級が権限を捨てた事によって、飛躍的に成長していきます。

権限のある者が多くの責務を負い、その責任の重さこそ名誉であり個人の誇りであるというシステムは、【政治建築の傑作】と称されるものだそうです。

権力と義務で動く組織ではなく、理解と尊敬によって動いていく組織。

それは、大きな組織には実現不可能な、非効率的で曖昧な組織形態なのかもしれませんが、日々を充実して過ごす満ち足りたシステムなのかもしれません。

まだまだ精進です。


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ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下) 新潮文庫


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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 11:03│Comments(0)こんな本読みました
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プロフィール
浜松の造園屋ふなこし
浜松の造園屋ふなこし
創業50年、浜松で自然素材を使った庭造りを得意としている、舩越造園といいます。 実績は、三方原墓園の大規模庭園から家庭のちょっとした坪庭まで、浜松市内に200以上。庭園や企業緑地管理は重要文化財指定の寺院や一部上場企業まで多数。 最近では、60万円~150万円くらいの造園が多いです。
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