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2006年02月22日

作庭記27

□流水の勾配□



水路の高低差をどの位にするかの目安は、約3%程の勾配で、そうすれば水が滞ってしまう事は無い。



下流の方では、勾配を緩やかにして魅せる庭の部分も造らねばならないが、勾配が上記の値に足らなくても、上流の水に押されて流れるので、大丈夫である。



水路を掘りながら下流方向へ下がっているか見る方法としては、半割りにした竹をU形に水路に置き、そこに水を流して調べる方法がある。



このような方法を採らず、闇雲に掘り進める者は、素人といっていいだろう。



水路の上流が非常に高く、高低差に余裕がある場合は、この限りではない。



自然条件が整った、好条件の立地だからだ。



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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 18:25│Comments(0)最古の造園マニュアル
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作庭記に思ふ13【大旨をこゝろふべき也。】at 2006年09月29日 19:15
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浜松の造園屋ふなこし
創業50年、浜松で自然素材を使った庭造りを得意としている、舩越造園といいます。 実績は、三方原墓園の大規模庭園から家庭のちょっとした坪庭まで、浜松市内に200以上。庭園や企業緑地管理は重要文化財指定の寺院や一部上場企業まで多数。 最近では、60万円~150万円くらいの造園が多いです。
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