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2006年08月13日

読破本の紹介16

クライアントとパトロンの語源となった「クリエンテス」「パトローネス」は、ローマ時代の権力構造で欠かせない人と人との繋がりでした。

もっとも、

・誰かを支援する組織があって、その支援の見返りに何か便宜を図る
・やりたい事がある誰かを、その行為によって利益がある人達が支援する

見かたは色々ありますが、「クリエンテス」「パトローネス」というその構造自体は今でも変わらないのかもしれません。

ユリウス・カエサルは、今のフランスへ侵攻したガリア戦役を、自らのクリエンテス(支援者)作りのためにも行なったフシがあります。

しかし、攻め取ったフランス一帯の人々から多くを搾取するのではなく、今まで以上に負担を軽くしながら、ローマ文明という効率的な考え方を教える事で、全体の底上げを図り、よりユリウス・カエサルに有利に働くようにしました。

これぞ WIN-WIN ですよね。

アナタも幸せワタシも幸せの状態を築いたユリウス・カエサルのキーワードは

寛容

もちろん、この単語が優れているという事ではなく、この単語を政策スローガンにし、彼自身の行動と発言がこの言葉と一致し続けたからこそ、当時の人々は皆彼を信用し、彼の支援者になったのだと思います。

社会での信用というものがどういうものなのか?

ようやくボンヤリと見えてきた気がします。

感謝!


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ユリウス・カエサル ルビコン以前(中)ローマ人の物語9 (新潮文庫)


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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 09:49│Comments(0)こんな本読みました
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プロフィール
浜松の造園屋ふなこし
浜松の造園屋ふなこし
創業50年、浜松で自然素材を使った庭造りを得意としている、舩越造園といいます。 実績は、三方原墓園の大規模庭園から家庭のちょっとした坪庭まで、浜松市内に200以上。庭園や企業緑地管理は重要文化財指定の寺院や一部上場企業まで多数。 最近では、60万円~150万円くらいの造園が多いです。
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