貴方の暮らしを考えると庭は3つに分かれます
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2014年09月16日

仕事帰りの

仕事帰りの車中のラジオから
「鍛冶屋のリズム(プレぺチャとメスチソ)サンタクララ6人の職人」
という現地録音らしい曲というか労働の音が流れてきました。

甲高い金属音が鍛冶職人達のあうんの呼吸で小気味良く
相槌を打ち続ける不思議な心地の良い印象に残る曲でした。

サンタクララはキューバの都市の名前のようです。

日本にも労働歌や民謡が数多くありますが
あまり耳にしなくなってしまいました。

この曲は5拍子だと紹介されていました。
変拍子と言われ変態的リズムで
解かる人には解かる世界だそうです。

普段の生活では2拍子3拍子4拍子は
意識することもありますが
何しろリズム感が良くないと「トンチンカン」になってしまいます。

「相槌を打つ」とともに鍛冶屋の仕事が語源だそうです。

鉄を加工する技術も機械化が進み
リズムは格段に速くなっていますが
私も現場ではエンジンバリカンや動力の付いた道具も使いますが
やはり手道具に愛着がありスピードと効率を求められるなかで
いかに人力で追いつけるか、なおかつ質を高めていけるか
創意工夫を肝に銘じて日々勝負しています。

しかしラテンの気楽な感じはうらやましいです。



※この記事は舩越造園が毎月発行しているニュースレターの
※7月号に掲載されたものです


 
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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 17:03Comments(0)中の人たち

2014年09月11日

夏の手入れと三つの変化

毎度の事で恐縮なのですが
会社は繁忙期を迎えています。

今、社員みんなのスケジュール表を確認しましたところ
八月の月遅れ盆に入る八月十一日まで
一日たりとも雨が降っては困ってしまう状況でした……

会社としては残念ですが
今年も盆前作業の新規のお客様は
迎えられそうにありません。

今回は造園業の仕事の波について
考えさせられる事があったので
そのお話をしたいと思います。

最近、新規で庭木手入れのお話を頂くとよく言われるのが
「まあいつでも良いから」
という言葉です。

私はいつものように
「お盆までに仕上げたいですよね…」
と、大変歯切れの悪い返事をするのですが
その時に、このように言って頂く場面が増えた事が
明らかに分かるようになってきていまして
これには三つの要因があるのではないかと考えています。

まず一つ目は庭木の量が減っているという事です。

春~初夏にかけてボサボサに枝葉を伸ばしたとしても
生活上何の支障もないと言っても良い程に
最近の住宅は庭木を少なく造ってありますし
季節の変化に対して庭も含めた敷地空間で
対応していた生活が、住宅の高機能化によって
扉や窓の内側で変化に対応できるようになったのも
大きいと考えます。

そして二つ目は、一時盛り上がった「ハレ」の文化が
薄まりつつあるという事です。

都会に住む者が実家へ帰省したり
誰かのお宅へご挨拶に行ったり、または呼んだり。

そんな日常とは違う瞬間である「ハレ」の
日常とのギャップが
何だか小さくなってきていると思いませんか?

当たり前のように営まれていた行動がそうではなくなった時
当たり前だった仕事もそうではなくなるのかもしれません。

三つ目は、庭の用途が
外への発信から内への受信に変わった事です。

誰かに見せる事を主要因とした庭ではなく
自分達家族のための庭、それもせいぜい二親等
ひょっとすると新築時に小学生だった子供が
高校を卒業するまでの僅かな時間のために
存在しているのではないか?と思わせる庭もあります。

家族内で意思決定が完結する事案は
私も甘めの決定になりがちですので、よく分かります。

これら三つの要因は、それぞれ独立しているのではなく
全てが複雑に絡み合いながら
日本人の価値観を変えてきているのだなと感じています。

では庭屋はこれらから何を感じ取ればいいのか?

それが、日々考え続けているテーマであり
造園業の存在意義にも繋がるのかなと思います。



※この記事は舩越造園が毎月発行しているニュースレターの
※7月号に掲載されたものです


 
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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 15:25Comments(0)中の人たち

2014年09月04日

日々是精進

今年も暖かくなり個人のお宅へ
植木の手入れに行くようになりました。

いろいろな植木を触らしてもらっていると
植木の種類が一緒でも木に障害があると
葉が小さくなると聞いたことがあるので
調べてみました。

春、芽生えたばかりの葉は小さく
色も薄いので診断に慣れるまでは
晩春や初夏のほうがやりやすいです。

木の種類により葉の大きさは
いろいろあります。

大きな葉のホオノキやトチノキ
針のようなマツやすぎでは
どのように判断すればよいのでしょう?

木をたくさん見ていると
その木の平均的な葉の大きさがわかってきます。

スギやマツも、よく見ると
元気のない木は葉が短くなっています。

大気や土壌の乾燥、根の障害などにより
水分を十分に吸収できない状態のとき
肥料成分が極めて少ないやせた土壌状態のところ
あるいは風が常に強く吹くところでは
葉を小さくしたり梢や枝の先が枯れたりします。

葉は光合成をして
エネルギーをつくる大切な部分です。

その葉が大きかったり小さかったりするのは
どうしてでしょう。

葉は光合成するとき水を消費しますが
ほとんどの水分は気孔から蒸散されます。

水が十分あれば、充実した大きな葉がつくれますが
あまり水分が吸収できないときは
蒸散を抑えるために葉を小さくします。

特に樹冠の高いところにある葉へ水を送るのは
大変なことなので上の葉から小さくなります。

土が乾燥したり、固くしまっていたり
根が病気になったり切られてしまったりすると
水を十分吸うことができなくなるので
葉が小さくなります。

これから植木の剪定をするときは
葉の大きさも注意して作業したいです。




 
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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 10:02Comments(0)中の人たち

2014年09月02日

振る舞い

優雅な振る舞いができる人は
とても好感が持てます。

優雅な振る舞いとはそもそもなんなんでしょうか?
優雅な振る舞いとは、「美しい」と「無駄がない」の
二つの要素が必要ですが
ポイントは脇を、緩やかに閉めておくことです。

軍隊や運動会など「気おつけ」の姿勢で
固く脇を締め付ける姿勢は、威厳を保ち
緊張感を出すもので、凛々しく見えますが
優雅とは言えません。

人が身に付けているブランド製品を見て
「羨ましいな」と思うのではなく
立ち居・振る舞いの美しさに見とれて
それを素晴らしいと思える人は
優雅に振舞える素質が有ると言います。

何を身に付けるかも大切ですが
どのように振舞えるかも大切です。

例えばシャンパンで乾杯をする時
シャンパングラスを持って起立するのと
起立してグラスを持つのでは
立ち居・振る舞いの美しさに雲泥の差が出ます。

実際、今の世の中では
一度にいくつもの事をこなさなければならない
ということが当たり前になり
必ずしも一回一動作というのは
難しいかもしれません。

大切なのは、一動作一動作
愛情をこめて行うこと。

この丁寧な所作が相手の心にも通じ
自分自身の表現法の立ち居振る舞いを美しくし
さらに自分の身体の声にまで
耳を傾けることができるのならば
こんなに素晴らしいことはありません。

凛とした佇まい
思いやりに満ちた感性豊かな心の姿は
愛情ある一動作から生まれるのです。

全ての行動は愛情から生まれる…。
考えさせられます。

振る舞いとは一回一動作を、心を込めて
ゆっくりと、丁寧に行っていき
自分自身の中身が出ると言う事なので
まずは内面を磨き上げて
歳を重ねていきたいです。



※この記事は舩越造園が毎月発行しているニュースレターの
※6月号に掲載されたものです


 
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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 16:54Comments(0)中の人たち

2014年08月28日

仏様が祀られている中心の建物

「お堂」お寺には仏像を祀る本堂のほか
庫裡・鐘楼など、いろいろな建物があります。

普通のお寺にあるのは本堂と庫裡。

本堂とは、仏像を安置するお堂です。
本堂は、たいてい、いちばん大きなお堂で
その寺の本尊=信仰の中心になる
仏さまが祀られています。

町で見かける普通のお寺では
本堂の隣に庫裡という建物があり
そこはお坊さんの住まいになっていて
お寺の事務所や客間もあります。

大きなお寺では、そのほか仏堂や講堂
大師堂などが並んでいます。

本堂の内部は
本尊の周囲が豪華に飾ってあります。

本堂の中には内陣・外陣という2つのスペースがあり
仏像を安置するのが内陣
その周囲の参拝者も入れるところが外陣です。

内陣にあるものは、内陣はお堂の正面中央にあり
その真ん中に本尊が安置されています。

例えば、高野山金堂では
厨子の中に薬師如来が祀られています。

その手前にお坊さんが読経するなどの
お勤めをする場所があります。
灯明・香炉など供え物の道具が置かれています。
本尊の左右には昔の高僧の像や仏画があり
天上には飾りがつけられています。



※この記事は舩越造園が毎月発行しているニュースレターの
※6月号に掲載されたものです


 
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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 06:26Comments(0)中の人たち
プロフィール
浜松の造園屋ふなこし
浜松の造園屋ふなこし
創業50年、浜松で自然素材を使った庭造りを得意としている、舩越造園といいます。 実績は、三方原墓園の大規模庭園から家庭のちょっとした坪庭まで、浜松市内に200以上。庭園や企業緑地管理は重要文化財指定の寺院や一部上場企業まで多数。 最近では、60万円~150万円くらいの造園が多いです。
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