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2014年01月21日

花入れの話

師走の風の冷たさはひとしおです。
ももひきをはき、しっかり防寒して作業を行っています。

手入れ先のお庭では、ナンテン、オモトなどの赤い実や
ぷっくらした花芽をつけたロウバイが目にとまります。

お正月を気持ちよく迎えられるように
庭木を剪定しますが姿を整える際に
花芽をつけたサザンカやツバキなどのトビを
剪定する場合があります。

数日後には咲くであろう枝ですので
花入れに入れて花が咲くのを楽しみます。

花入れは、金物、焼き物、竹など
色々な素材で作られており、使い方も
置いたり、壁にかけたり、天井から吊ったりと様々です。

簡単に作れるのは竹の花入れだと思います。

現在に伝わる竹花入れは
そもそも千利休がつくった花入れを基準としているそうです。

竹の節の上下を切っただけの「尺八」、一重切の「園城寺」
二重切の「夜長」という銘がつけられています。

この三種が後世の茶人たちがつくる竹花入れの
模範となっているそうです。

自分で作ったときは、青竹の半端ものなどでつくりましたが
どんな竹を選ぶかによっても印象が変わります。

ふつうは欠点とされるゆがみや自然に出来た傷やシミ
鉈の跡などが個性として草花をよく映します。

個人的には、竹の根元に近い部分を使い
竹のひげ根部分が底に残された花入れを
作ってみたいと思います。

花入れの話

※この記事は舩越造園が毎月発行しているニュースレターの
※12月号に掲載されたものです


 
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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 17:14│Comments(0)中の人たち
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プロフィール
浜松の造園屋ふなこし
浜松の造園屋ふなこし
創業50年、浜松で自然素材を使った庭造りを得意としている、舩越造園といいます。 実績は、三方原墓園の大規模庭園から家庭のちょっとした坪庭まで、浜松市内に200以上。庭園や企業緑地管理は重要文化財指定の寺院や一部上場企業まで多数。 最近では、60万円~150万円くらいの造園が多いです。
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