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2007年05月01日

科学と伝承の境界線

リズムに乗るまでは結構時間掛かりましたが、感覚を掴んだらスイスイ読めました。

新種の植物を求めて、

または

植物が持っている新しい効能を求めて、

主人公は奥深いジャングルへと足を運ぶのです。


主人公の目線で、日記形式に近い形で進んでいく物語は、非常にスリリングであり、胸が躍る冒険劇でもあります。

また、各所にちりばめられた植物の知識や効能も、目を離せない予備知識でしょう(あまり役に立つシチュエーションに、いたくはありませんが・・・)

しかし、この主人公の持っている視点が非常に面白いです。

彼はゴリゴリの科学者でもなければ、自然崇拝者でもありません。

そんな彼の口から出る柔らかい真相が、読む者を時折 「ハッ」 とさせます。


自らが信じるもの、それは 「文明」 かもしれないし 「自然」 かもしれない 「欲望」や「善意」だったり、「建設業」や「造園業」なのかもしれない。

信じる事によって強い力を発揮するが、

信じる事によって盲目的になりがちなのも事実です。

時折振り向いて、社会とズレていないかを確かめる。

そんな事を気付かせてくれました。


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シャーマンの弟子になった民族植物学者の話〈上〉

シャーマンの弟子になった民族植物学者の話〈下〉


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Posted by 浜松の造園屋ふなこし at 20:00│Comments(0)こんな本読みました
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プロフィール
浜松の造園屋ふなこし
浜松の造園屋ふなこし
創業50年、浜松で自然素材を使った庭造りを得意としている、舩越造園といいます。 実績は、三方原墓園の大規模庭園から家庭のちょっとした坪庭まで、浜松市内に200以上。庭園や企業緑地管理は重要文化財指定の寺院や一部上場企業まで多数。 最近では、60万円~150万円くらいの造園が多いです。
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